昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

分析美学ブックフェアのwebページが公開されました!

以前に告知していた分析美学ブックフェアについてですが、webページが公開されました!

『分析美学基本論文集』刊行記念
森功次プロデュース
分析美学は加速する――美と芸術を駆けめぐるブックマップ最新版
紀伊國屋書店新宿南店*1
開催期間:9月8日から10月25日まで

webページ http://socio-logic.jp/events/201509_aesthetics.php

配布冊子の解説のサンプルとして「芸術の定義」「絵、写真、イメージ」の項目を公開しています(折りたたまれてますのでクリックしてね)。
今後は特設webページの方でフェアの進捗状況をすこしずつ報告していきます。
解説文も追加ですこしupする予定ですので、たまに覗いてみてください。


最後に分析美学ブックフェアの楽しみ方をTwitterでつぶやいたのでこちらにも転記しておこう。


【分析美学ブックフェアの楽しみ方】

  1. 美学でブックフェアが開かれることはほとんどありません。まずは棚全体を見て感慨に浸りましょう。そもそも「美学」のコーナーがある本屋さんは少ないですからね。
  2. 配布冊子を手にとってみましょう。美学とはそもそもどういう学問なのか。分析美学とはどういう分野なのか。そしてこの分野で今どういう問題が議論されているのか。このあたりの充実した解説が載ってます。「執筆陣がんばってるなー」と思いを馳せてください。
  3. ブックフェアの良い所は、実際に本を手に取れるところです。書棚を見て、気になる本をどんどん手にとってみましょう。目次、まえがき、あとがき、解説などにつぎつぎ目を通していくと、あなたの興味関心に引っかかる本が出てくるはずです。
  4. とりわけ美学・芸術学系の学部生の方たちは、このフェアの本の目次、序文、解説を片っ端から眺めていくと良いと思います。今回選ばれた本はどれも当該トピックを学ぶための必読書です。これらの目次に目を通しておくと、美学の現状について、一つの地図が作れます
  5. 美学という学問は、他の領域とさまざまな接点を持っています。興味ある他の分野を思い浮かべながら、また美学以外を専門とする人は自分の関心に引きつけて、書棚を眺めてみるといいと思います。思わぬ学際研究のアイデアが浮かぶかもしれません。未開拓地は膨大です
  6. 冊子には書棚に並んでいるよりも多くの本が挙げられています。そのせいで、書棚に入らなかったけど別の場所の棚にはあるという本もあるかもしれません。探すついでに本屋を散歩してみるといいと思います。「哲学」、「芸術」などの棚にはさらなる出会いがあるかも
  7. じつは紀伊國屋書店は5000円以上買うと自宅まで無料で配送してくれます。これから買い物、お出かけ、飲み会、という人も重い荷物もたなくて済みますね!
  8. ざっと思いつくのはこんなもんかな。まぁ他にも人によっていろいろ楽しみ方あるでしょ。美学おもしろいよ美学。


*1:新宿本店じゃないですよ。タカシマヤタイムズスクエアのほうです。