昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

瀬戸内哲学研究会で芸術的価値に関するレクチャーをします。11月26日(広島大学)。

瀬戸内哲学研究会で芸術的価値に関するレクチャーをします。 Date: November 26, 2019Venue: 広島大学総合科学部A棟A705号室Program:(1) 12:50 - 14:20: 森功次(大妻女子大学)「芸術的価値をめぐる現代の論争:ロバート・ステッカーの議論を中心に」(2) 14:35…

あいちトリエンナーレについて記事を2本書きました

書いてからちょっと時間が経ちましたけども、あいちトリエンナーレについて記事を2本書きました。 『現代ビジネス』 gendai.ismedia.jp 『文春オンライン』 bunshun.jp いろいろ言いたいことはもっとあったんだけど、どちらの記事も依頼された文字数を大幅超…

宇宙開発フォーラム2019のワークショップ「宇宙開発における芸術」に出ます。

【告知】下記のイベントに出ることになりました。 宇宙開発フォーラム20199月14-15日(土、日)東京大学 武田先端知ビル 武田ホール https://www.sdfec.org/program 15日(日)13:00 - 16:30のワークショップ 2「宇宙開発における芸術」に出ます。

【資料追加】一橋大学の哲学・社会思想セミナーでレクチャー講演をします。7月12日(金)の昼。

先日のネタバレイベント@代官山蔦屋書店は立ち見が出るほど盛況に終わりました。 写真パシャパシャ撮ってたので、そのうちフィルカルHPにも記録が載ると思います。 で、次のお仕事ですが、一橋大学の哲学・社会思想セミナーでレクチャー講演をします。平日…

『フィルカル』Vol. 4, No. 2では、「ネタバレの美学」特集を組んでます。【特集序文公開】

今をときめく哲学文化雑誌『フィルカル』の最新号(Vol.4, No.2)は、「ネタバレの美学」という特集を組み、ネタバレをテーマにした論文を5本収録しています。 フィルカル Vol. 4, No. 2 ―分析哲学と文化をつなぐ― 作者: 高田敦史,渡辺一暁,森功次,松永伸司,…

授業課題用の採点用ルーブリックをつくってみた

先日受けた学内のFD研修会で、「採点ルーブリックを作るといいですよ」という話があったので、ためしに自分の授業課題に合わせて作ってみた。*1 「作品を批評しなさい」系の課題と 「人の意見を批判しなさい」系の課題の2つだ。 「批評しなさい」系の課題 「…

6/26(水)に代官山蔦屋書店でのイベント「ネタバレのデザイン」(with仲山ひふみ、松本大輝)に登壇します。

告知です。 代官山蔦屋書店のイベントに出ることになりました。 『フィルカル』の次号が「ネタバレの美学」特集号になっていまして、その刊行記念イベントとして仲山ひふみさん、松本大輝さんとのトークをやります。 次の『フィルカル』にはネタバレに関する…

人文系院生・ポスドクの(ちょっと変わった)サバイブ術

西村玲さんについての記事がすこし話題になってたこともあって、以下のようなツイートをしていた。 文系ポスドクのサバイブ手段はほんとさまざまで、「え?そんなやり方もあるの?」みたいな驚きの宝庫なので、進学迷ってる人はとりあえず諸先輩方に相談する…

『フィルカル』Vol. 4, No. 1掲載、ドナルド・ジャッド「特種な物体」を読むためのリンク集

今をときめく哲学&文化誌『フィルカル』の最新号が出ました。 なんと大増量の436頁で2000円しない。お買い得すぎる。 詳しい目次はこちらでご確認どうぞ http://philcul.net/?p=808 昨年大妻女子大学で開催したワークショップ「ネタバレの美学」の報告文も…

慶應「分析美学概論」(木2)のシラバス

慶應でやってる非常勤、昨年までは英語論文を講読する形式でやってたんだけど、今年は契約上最後の年なので、ちょっと趣向を変えて「分析美学概論」という形でやることにした。専任の先生とも少し話した結果、概論的な授業もちょっとあったほうがいいのかな…

哲学系読書会のためのレジュメの作り方

最近は授業準備時期ということもあって、初回授業でどういう資料を学生に与えるべきなのか、というのをいろいろと考えていた。 考えていて頭に浮かんだのは、よく本の謝辞とかインタビューとかで言われている「わたしは修士のときに○○先輩にレジュメの作り方…

2018年度レポートに関するコメント、諸注意

各授業のレポートの採点がおおむね終わったので、いろいろと気づいたことを書いておく。以下に記した諸注意は、すでに履修者たちには送ったものだが、こういう注意点はどの大学でも共有可能なものだし、少しでも多くの目に触れるほうがいいので。 まず形式上…