2012-01-01から1年間の記事一覧
先週日曜日は、Jaspmのシンポで今井晋vs増田聡さんのプロレスめいたシンポ(http://d.hatena.ne.jp/smasuda/20121108)がやってて、行きたかったんだけどまぁ参加費高いし(4000円!)予定もあったので今回は諦めるかー、と思ってたところ、さる徳のあるお方…
次回(といっても明日)からは、Frank Sibley(1974) "Particularity, Art, and Evaluation" Proceedings of the Aristotelian Society, Supp. 48を読みます。これに入ってますので、それを。 2012年12月11日(火)20時から、@東京大学本郷キャンパス、美学…
表象文化論学会、秋の研究大会に行って来ました。 ちょっと色々考えたことを。また長いです。 シンポジウムで、「イメージの権利」とかいうのが話題になってた(http://www.repre.org/conventions/7_1/1_3/)。 学会シンポジウムにありがちな、もやっとした…
今日は、ちょっと私的な日記です。 興奮気味に書きます。 今日、写真新世紀(http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/concept/index.html)の公開審査会に行って来ました。 友達がグランプリ候補に選ばれてたというのもありますが、もうすこし自分の研究的にも…
次回からしばらくはNicholas F. Stang (2012) "Artworks Are Not Valuable for Their Own Sake" in The Journal of Aesthetics and Art Criticismを読みます。また芸術的価値についての話です。 芸術的価値についてといっても、論じ方や問題設定はたくさんあ…
もう明日の話ですが、次回の現代美学研究会はCatharine Abell (2011) "Art: What it Is and Why it Matters" in Philosophy and Phenomenological Researchを読みます。 内容も濃いので、まぁ何回かに分けて読むことになるでしょう。 わたし最近、芸術的価値…
表題のとおりです。山形大学の先生方(阿部宏慈、中村唯史、清塚邦彦先生)が取ってる科研「現代視覚表象におけるメディア的身体の研究」の研究会で研究発表してきました。 タイトルは「芸術的価値と理想的観賞者説」。 最近分析美学の領域で何かと話題に出…
夏のバカンスも一段落したようですので、そろそろ分析美学の研究会を再開します。 次回は僕が「芸術的価値と理想的観賞者説」というタイトルで、研究発表します。 こんど山形大学の科研の研究会に呼ばれて発表することになったので、そのプレ発表です。 芸術…
久々の更新です。 今年の夏はちょっとだけ日焼けして、背中の皮が向けまくってます。 博論執筆監視委員会の方々、申し訳ございません。 そんなに遊んでいるわけではないのですけどね。 Researchmapのページつくりました。森 功次 - 研究者 - ReaD & Research…
次回の分析美学勉強会は、 Glenn Parsons (2006) "Freedom and Objectivity in the Aesthetic Appreciation of Nature" in British Journal of Aesthetics 46: 17-37 を読みます。 環境美学の論文です。 環境美学を研究している院生がいるので、この論文にな…
英語論文が出ました。Norihide Mori(2012) "The Image and the Real: A Consideration of Sartre’s Early Views on Art," Aesthetics16: 11-24. http://www.bigakukai.jp/aesthetics_online/index_en.html 2009年に『美学』に載った論文「初期サルトルの芸術…
次回は神経美学の論文を読みます。 2012/06/05、20時、@東大本郷美学研究室です。 読むのはこれ。 William P. Seeley. "Can Neuroaesthetics Earn Its Keep?" http://abacus.bates.edu/~wseeley/Seeley%20APA-C07.pdf なぜこの論文を選んだかというと、6/15…
あしたからしばらく京都におります。イギリスからNick Zangwillという先生が来日してて、立命館で集中講義をするということで、ちょっと聞きに言ってくるのです。 あとは関西の分析美学者と研究打ち合わせ的なことができればサイコー。 授業の概要はこんな感…
2012年度に行われる英米系美学の授業のまとめです。 情報漏れがあるとおもわれるので、もし「うちの大学でもこんな授業あるよ!」というのがあればお知らせください。 最初に講義系の授業を、そのあとに購読の授業をまとめてます。 ちなみに去年のはコチラ→★…
次回は Stanley Cavell, "Aesthetic Problems in Modern Philosophy," in Must we mean what we say?, 2nd ed., Cambridge University Press, 2002.を読みます。論文自体は1969年と古いものですが。 詩はパラフレーズ可能か?といった話です(たぶん)。 4月…
分析美学の基礎論文集の翻訳をつくろうという計画が、ひそかに立ち上がりつつあります(まだ完全に確定ではない)が、どの論文を入れるか、ちょっと迷ってます*1。 なので、現時点でのプランを公開してみます(あくまで森個人案)。 「これは入らないの?」…
3月は学会系イベントがたくさんあるのに、誰もまとめてくれないし、情報が来ないことも多いー*1。 社会学はイベントカレンダーとかあるのに。 誰かイベントカレンダーつくってくれないかなー! と、つねづね思ってましたが、誰もつくってくれないので自分で…
次回の分析美学勉強会はPratt(2012)"Categories and Comparisons of Artworks" in British Journal of Aestheticsを読みます。 3月6日(火)20時より、@東大本郷美学芸術学研究室です。 われわれは芸術作品をカテゴリーにわけて、価値を比較しているけど、…
さっそく再反論が来てました。 http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20120121 お忙しい中、わざわざありがとうございます。本当に感謝しております。 この議論で世間の皆様がすこしでも美学に関心をもっていただけているようで、こういうマイナーな学問をやっ…
西村清和の本『プラスチックの木でなにが悪いのか』について山形浩生が書評(のようなもの)を書いてる。 http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20120120 ただ、読み方があまりにひどい*1。 このひと議論の流れをまったく理解できてないどころか、そもそも哲学…
次回の分析美学勉強会では Nick Zangwill (1999) "Feasible Aesthetic Formalism" Nous 33:4 を読みます。最近は形式主義が批判されまくってるけど、穏健な形式主義をとることで、形式主義もうすこしイケるんじゃないか、という論文です。 文学、音楽、建築…
先日、「美学を一から勉強しようとするひとは何読めばいいですか?」って聞かれました。 これまでは「美学研究者なら誰に聞いても同じような答え返ってくるんじゃね?」と思ってて、わざわざ参考文献リスト作ってなかったのですが、昨日amazonで「美学」で検…