しばらく間が空きましたが、分析美学の勉強会を再開します。
読むのはJohn Kulvickiの "Pictorial Diversity"です。
Catharine Abell Katerina Bantinaki (ed.), Philosophical Perspectives on Depiction. 2010. に収録されています。
この論文についてはat_akadaさんがすでに内容をざっとブログにまとめてくれています(http://d.hatena.ne.jp/at_akada/20140401/1396357742)が、良い論文なので勉強会でもうすこしちゃんと読もうということになりました。担当もakadaさん*1。
最近盛り上がりを見せているDepictionの哲学ですが、Kulvickiはその中の中心人物の一人と言って間違いないでしょう*2。
良い機会なので、しっかり勉強しておきたいところです。
2014年7月1日(火)20時、@東大本郷美学芸術学研究室です。
では。
*1:akadaさんは以前、応用哲学会でdepictionの問題を扱いながら発表をしています。http://d.hatena.ne.jp/at_akada/20140511/1399822249 いまのところ、この辺りの最近の議論を日本語で読むことができる唯一の資料かと思います。グッドマン近辺の議論はciniiで「清塚邦彦」で検索しましょう。とりあえずhttp://ci.nii.ac.jp/naid/110003739406、http://ci.nii.ac.jp/naid/110000355864、http://ci.nii.ac.jp/naid/110004719196、あたりでしょうか。
*2:以前、松永くんがKulvickiのサーヴェイ論文をブログでまとめてくれてました。必読。 http://9bit.99ing.net/Entry/13/