12/7(土)-8(日)、関西学院大学で開催される、ポピュラー音楽学会でシンポに登壇します。
http://jaspm25.wiki.fc2.com/
出るのはワークショップAです。
音楽の存在論において「録音物」というカテゴリーをどのように捉えられるべきか、録音物の出現によって作品概念はどのように変わるのか、といったところがテーマになっております。
ワークショップ 12月8日(日) 14:00〜17:00
ワークショップA G号館3階301
ポピュラー音楽の美学と存在論(2):今井論文をめぐるオープン・ディスカッション
問題提起者:増田聡(大阪市立大学;コーディネーター)
問題提起者:今井晋(東京大学大学院)
討論者:森功次(日本学術振興会特別研究員/山形大学)
司会:谷口文和(京都精華大学)
ポピュラー音楽学会では去年もこのテーマでワークショップが行われてまして、Ustreamもされていたのでわたくし楽しく拝聴しました。
その時はTwitterでブツブツつぶやいてて感想ブログも一本書いたのですが、裏でブツブツ言ってたらワークショップ企画者の増田さんから「表出ろや」と呼び出された次第です。
いまのところ予定としましては、
- 増田さんによる反論
- 今井による再反論
- 森による論点整理
という順番で話をすることになっております。
なので、わたしは選手というよりはレフェリーでリングに上がる感じでしょうか。
去年の様子については、学会のニューズレターにまとめられておりますし(http://www.jaspm.jp/wp-content/uploads/2013/07/NL95.pdf)、先に触れたように、私も一本エントリを書いております(ポピュラー音楽の存在論における「トラック」概念について。Jaspmシンポジウムをうけての雑感。 - 昆虫亀)。
私が去年書いた文章はいま読むとあんまりまとまってなくてこっ恥ずかしいのですが、そんなことはまあよろしいです。
当日は立命館の田邉くんも報告書執筆役として聞きに来るそうです。
分析美学の音楽の存在論研究者が集まる回ということで、なかなか面白くなるんじゃないか、という気がしております。
ご来場されるかたは、このへんの論文を一読して来られると、より理解が深まるかと思います。
今井論文
https://docs.google.com/open?id=0B2BZsarxhk7bYmQxbDlJcXZaVTg
吉田論文
https://docs.google.com/file/d/0B1n_R0jRG9oBRmN5UW5SbU1WWVE/edit?pli=1
あと『分析美学入門』の第六章も(宣伝)。
では。
今気づいたのですが、ポピュラー音楽学会、嬉しい事に学生参加費が去年と比べると千円も安くなってますね。
すばらしい!