次回の分析美学勉強会は、
Glenn Parsons (2006) "Freedom and Objectivity in the Aesthetic Appreciation of Nature" in British Journal of Aesthetics 46: 17-37
を読みます。
環境美学の論文です。
環境美学を研究している院生がいるので、この論文になりました。
自然環境を観賞ってなんだか自由っぽいけど、観賞の客観性はどうなるの?って論文ですね。
著者のGlenn Parsonsは環境美学の研究から出発しましたが、いまは環境の美だけじゃなくて、美一般についていろいろと考えているひとです*1。
授業では、美の哲学、愛とセックスの哲学などいろいろやってる様子。
(本人のページ→) http://www.ryerson.ca/~g2parson/teaching.html
最近では、環境美学の大御所カールソンと共著で「機能美functional beauty」についての本を出してます。
26日(火)20時から、@東大本郷、美学芸術学研究室です。