昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

 東京に帰ってきても迷いは晴れない

東京に舞い戻ってきました。
肌寒いよ、都会。



今年は美学会の全国大会が北海道でして、(しかも10月の三連休ですよ)
えらい金かかりそうなので、もう今年は行かんとこかなー、と思っていたけど
観念して、今日、宿と航空券取った。
迷ったら行く主義。
「迷わず行けよ」と言ったのは猪木。



ここ最近、哲学的スランプでしたが、今日ちょっとやる気でた。
一、二週間ほど、「文系の学問は自分に疑問を感じたときに、モチベーションをキープするのが難しいのう」と独りで勝手に痛感してたんだが、ちょっとずつ持ち直しつつある。
まだまだ全快ではないが。
勉強に行き詰ったときは、学会誌や紀要などの論文を面白そうなタイトルでいくつか適当にさらって読むのが良い。
視野を広げる。観点を変える。語り方を学ぶ。
俺みたいな人間を釣るためにも、美味い餌になりそうなタイトルをつけるというのは大事。



しかし、多くの論文に付属している「本論は第○○回○○学会での発表を加筆修正したものです」って文を見ると、
やはり、高い金払って遠くの学会行くことに疑問が湧く。
学会行かんでも、あとで論文読めばいいのではないか?金も時間もかからんし、加筆修正してるから学会の時より質も良いのだろう?
つか論文アップしてweb会議で質疑応答やれば良いのだ。企業の会議なんかとっくにそうしてるんじゃないか。
金も技術も大してかからんだろうし、学会やる手間考えたらよっぽど(ry。
学会にコンサル入れたらどうなるのかしら。


あ゛〜。
しかし、もう宿も航空券も取った。
「質疑応答を聞きに行くのですよ。地方の友達に会いに行くのですよ。」と自分に言い聞かせる。
つっても質疑応答もあんな短時間で何話せっちゅーねん。短いよ、まったく。
以前、少し上の先輩と話したときに、「学会なんて人脈作りでしかない」と言われてショックだったが、そんなものなのかしら。
学会の意義って何ぞや。
正直、勉強会のほうが全然自分のためにはなってる。
愚痴っぽくなってきたのでこのへんで止め。





修士論文は、あまり進まない。
10月の発表がちょっと不安。