昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

次回の現代美学研究会はCatharine Abell (2011) "Art: What it Is and Why it Matters"

もう明日の話ですが、次回の現代美学研究会はCatharine Abell (2011) "Art: What it Is and Why it Matters" in Philosophy and Phenomenological Researchを読みます。
内容も濃いので、まぁ何回かに分けて読むことになるでしょう。


わたし最近、芸術的価値について色々調べましたが、この論文はなかなか良い論文だと思います。
芸術の定義とかに興味がある人も必読かと。


Abellって、わたしずっとdepiction関係の研究してた人だと思ってたんですけど、じつは"The Public Cost of Private Ownership of Artworks"って論文も書いていて、なかなかおもしろそうな研究者っぽいです。今年のイギリス美学会のプログラムつくる責任者とかやってたので、ちょっと大御所なのかなーと思ってたら、今調べたらどうやら2003年にPhDとってるみたい。まだ若い人なんですかね。今後とも注目していきたい人の一人です。



では。勉強会は、10月2日(火)20時から、@東大本郷、美学芸術学研究室です。