サルトル学会発表終了。
ディスカッションも盛り上がったし、その後の飲み会などで色々ためになる話聞けたし、まぁ成功といってよかろ。
デビュー戦は善戦。
(完勝ではないから気を抜いてはいけない。)
未だに、学会で密かに尊敬していた先生とかに会うときドキドキしてしまう。
「本持ってきてサインしてもらえばよかった」とかつい思ってしまうあたりが、まだ新米。
プロスポーツのルーキーとかこんな感じなんだろか。
学部一年の子とか来てたのにはびっくりした。
しかも「高校の頃からサルトル読みまくってました」とか言い出すから、ちょっと焦る。
やば。「強力新人現る!」
(「怪物新人」とか、スポーツマスコミの世界では毎年のように胡散臭い偽者が出てくるけど、アカデミックの領域では本当に怪物新人がごろごろいるから困る。)
期待。
『家の馬鹿息子』四巻目の計画があるという話。
びっくり。ぜひ頑張っていただきたい。
でも個人的には、むしろ『倫理学ノート』出して欲しい。
今後の研究の方向性をどうするか迷う。
修論が初期サルトルなのは間違いないが。
確実に分かっている自分の弱点は、哲学史的な知識が圧倒的に不足しているのと、語学力がないこと。
頑張ろう、夏。