坂東眞砂子の猫事件について考えようとして、
そういや確かサルトルが嬰児殺しについて何か書いてたなぁと
家のサルトル文献を探し回るが、どこで書いてたか思い出せない…orz
サルトル研究家(のつもり)なのに。
事件のあらすじ&大抵の論点を見るにはここが一番良いかと。
↓
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/770743.html
ちなみに同居人の意見
http://d.hatena.ne.jp/kasuho/20060824
元同居人の意見
http://d.hatena.ne.jp/shinimai/20060824
こういう倫理問題は、「自分はどこに立場を置いてるから、こういう行為は認める/認めない」ってことしか言えないと思う。
絶対的な判断基準とかは無理かと。
だから、あとは宗教とか社会的通念とかをつかって、共同体内多数決でいじめてください。
結局は人間中心派と猫同情派で分かれるしかないと俺は思うが。
俺としては、『美味しんぼ』56巻「犬を食べる」の山岡さんとほぼ同意見ですね。
(原罪信仰系)
さて、この坂東&日経による身体張った「釣り」がもたらした効果として考えられるのは、
猫に関する限りだと、
①猫の中絶手術が増える/減る。
②猫飼う人が増える/減る。
③子猫殺す人が増える/減る
かな。
①について。
様々な立場ありそうだけど、交尾可能な中絶手術の需要が増えそうですね。
②について。
今回の事件で、「よっしゃ猫飼おう」って決断にはなかなかいかないと思う。
そんな人はこの事件関係なしに飼うよ。
むしろ猫飼う人減りそう。
③について。
子猫殺しが横行するような社会になるとは考えにくいですね。
つーかこんなババァそんなおらんし。
今後もそんなに増えも減りもせんだろ。
結局②の観点から、今回の事件は、
猫にとってはあまりうれしくない「釣り」です。
どうもありがとうございましたニャン。