昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

なんかもやもやするから書いとく。

モチベーションが上がらない時には、研究室に転がっている紀要から適当に目に付いた学術論文を読むことにしている。
少ない分量の中、論旨が通ってて、内容が刺激的。
そういった論文は、読むとやる気が出る。




しかし、今日のなー。
「エッセイかよ」ってな内容で、たいして新しいことを言ってるとも思えず、何を明らかにしたのかもよくわからん。
参考文献も少ない。全体的に、調べた感がなく、単に思ってること書いてみましたてな感じ。よっぽど独創的な思想ならそれでもいいかもしれんが、、、ネット探ればこんな意見いくらでもあるんじゃね?という内容。
それでいて、有名大学の紀要(まぁ正確には紀要ではないのだが)。扱いとしては「審査付」。
まぁ教授の論文だから、ちゃんと査読してないのかもしれない。
というか、査読してあれなのか?もし学生があのような論文持ってきたら通すのか?いいのか?○大?
もし自分の指導教官が紀要にあんな論文出してたら、凹む。というか、文句言うよ。学生なめてるって証拠ね。
一応、対外的には「審査つき」論文ですから、今後「あぁ、あそこの紀要ね。ふぅーん。」とその紀要全体が貶められても文句は言えんのですよ。
(「つーか紀要なんてどーでもいいじゃん。あんなの力入れるところじゃねーよ。」とかいう人もおられるかもしれない。特にもう業績いらない教授とか。が、だったら紀要に書くなと言いたい。頑張ってそこに書いた他の学生がかわいそうだし、大学の名前下げるよ。)



ま、もしかしたら、僕が評価できてないだけで、すごく良い論文なのかもしれない。
僕の感覚はもう変にアカデミックに汚染されてて、普通の文章を評価できなくなっているのかもしれない。
でも、あれ、学術論文なんだよな。新書でも、商業誌のエッセイでもないんだよなー。
よくわからんくなってきた。



個人攻撃されたわけでもないのに、別に自分の所属の紀要でもないのに、なぜ俺はこんなに腹が立っているのだろう、と考えたら、
美学芸術学ってこんなもんなのね、と思われるのが癪だからという結論に達した。
美学好きなんだな、自分。





すいません。漠然かつ曖昧な内容で。
ただの愚痴でやんす。チラシの裏にでも書いて忘れようかと思いました。



で、も、ね。
気になったそこのアナタ!今すぐ、各大学の最新の紀要をチェック!
たぶん誰のこと指してるか分かると思うんだ。
僕は、個人攻撃して無駄にギクシャクしたくもないので、論文名は挙げません。
「わかったー!」と思ったら、見つけたあなたも共犯ですね。僕と同じ観想を持ったということですから。