昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

翻訳を出しました。ロバート・ステッカー『分析美学入門』 (+ 詳細目次と、原著の誤植表)

ながらくおまたせしておりました翻訳がようやく出ました。 ロバート・ステッカー『分析美学入門』森功次訳、勁草書房、2013年です。 長かったですね。約3年かかりました。はじめ勁草に話持ちこんだ時には「半年で仕上げます!」とか大口叩いちゃったんですけ…

次回の分析美学勉強会はStacie Friend (2008) "Imagining Fact and Fiction"を読みます

次回はStacie Friend (2008) "Imagining Fact and Fiction" in New Wave in Aestheticsを読みます。今回の論文は、フィクションについてです。 20世紀末くらいからずっと、分析美学のフィクション論は、ケンダル・ウォルトンのごっこ遊び理論 Make-Believe T…

次回の分析美学研究会はNada Gatalo (2008). ”The Problem with Sentimental Art."

本勉強会*1、次回はNada Gatalo. (2008). "The Problem with Sentimental Art".in Postgraduate Journal Of Aesthetics, 5(2), 21-31.を読みます。 伊勢田哲治先生が最近出した論文集『倫理学的に考える』の最終章で感傷性Sentimentalityについて論じていた…