緊急登板で以下のイベントに登壇することになりました。
※タイムテーブルを追記しました
重要:会場が変更されました(2018年7月26日)
講演会「 日常に根ざした言葉で哲学をするということ:飯田隆『新哲学対話』をめぐって」
登壇者
植村玄輝(岡山大学)*
*当初予定されていた山口尚氏(京都大学)の提題内容を紹介します。
日時 2018年7月28日(土)14:00–17:30
会場 岡山大学津島キャンパス 文法経一号館 文学部会議室
参加費無料・事前登録不要
お問い合わせ先 岡山大学文学部 植村玄輝(uemurag@okayama-u.ac.jp)
https://researchmap.jp/jows49osy-9639/
タイムテーブル
・14:00-14:10 イントロダクション
・14:10-14:30 飯田「台所の言葉で哲学を語るということ」
・14:30-14:50 森「ワインの評価基準の独特なところ」
・14:50-15:10 植村「山口尚「言葉づかい・価値観・哲学――「機械は計算するか」という問いに即して」紹介」
・15:10-15:50 近藤「『新哲学対話』はプラトン的か」
・15:50-16:05 休憩
・16:05-16:35 飯田 森・植村(山口)・近藤へのリプライ
・16:35-17:30 全体ディスカッション
当初は山口尚さんが登壇する予定だったんですが、諸事情で参加できなくなりましたので、その代打で出ます。
家で寝てたサッカー選手が急遽代表に呼ばれたような気分です。
(なお、山口さんの原稿は植村さんが代読する予定。)
名著の合評会に関わることができて、光栄です。
がんばります。
飯田先生のこの本は本当に面白いし、第一章「アガトン――あるいは嗜好と価値について」は、最高の美学入門(としても読める)文章なので、美学関係者は必読!テーマは「よいワインとは何か」です。
美学系のコースは、こういう議論を学部生にまず読ませるべきだと心から思いますね。
(かといっていきなりプラトンの対話篇を読ませるべきかと言うと、ちょっと違うんだけど。。。)
あとひとつ報告ですが、本務校の学内科研費をもらえることになりました。
なので、そのお金使って秋頃に「ネタバレ」をテーマにワークショップをやろうか計画してます。おそらく『フィルカル』と共催になるかなと思います。
こっちも「日常に根ざした言葉で哲学する」会になるかと。
最近まわりの人々に「ネタバレ」についてどう思ってるか聞いて回ってるんですが、みなさん一家言ある模様。
いろいろ考えたくなるテーマであることは間違いなさそうで、楽しい会になりそうです。
ご期待下さい。詳細はまた。