昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

輪島裕介『創られた「日本の心」神話――「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』 第四部 第十三章

創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)
輪島 裕介

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さぁようやく、最後ですよ。


第四部 第十三章 「演歌」から「昭和歌謡」へ

「演歌」という言葉である種のレコード歌謡を指示し、それに「日本的」「伝統的」という意味合いを込めるようになったのは1970年前後であり、また、明示的に「演歌」と呼ばれた楽曲がレコード売り上げにおいてまがりなりにも成功を収めていた時期は1980年代半ばごろまでのわずか十数年にすぎません。(p.317-318)







終章 「昭和歌謡の死」(と再生)



13章、終章は、分析が主なので、あまり個々の楽曲に対する言及はないです。
このあたり激面白いので必読!


以上でした。
では、のんびり聴きながら、ゆっくり読みましょう。
一日二日で読む本じゃないです。速読なんてもってのほか。


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何か訂正箇所や追加すべき音源などありましたら、お知らせください。
では。21世紀的な良い読書体験を。