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森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

輪島裕介『創られた「日本の心」神話――「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史』 第二部 第五章


創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)
輪島 裕介

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さて、第五章行きます。


第五章 「作者不詳と競作」のヒット――1960年代前半の「艶歌」

夜の巷で歌われていた作者不詳の歌謡が、一種の新曲としてレコード会社の垣根を越えた競作の形でレコード化され、大きなヒットとなっていく(p.127)





アウトロー系」の「流し歌」の代表格といえるのが《網走番外地》です。(p.135)