創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書) 輪島 裕介 光文社 2010-10-15 売り上げランキング : 34668 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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第四章 昭和30年代の「流し」と「艶歌」
昭和30年代において「流し」は一種の「やくざ」ないし「アウトロー」として一般に理解されていた……そこにあって、アイ・ジョージという歌手が「進歩派」で「洋風」の「流し」という1960年代初頭でしかおそらくあり得ないイメージの接合によって、大きな成功を収めた(p.116-117)
サブちゃんこそ、「流し」という意味での「艶歌」と、現在のレコード歌謡ジャンルとしての「演歌/艶歌」をつなぐ、最も重要な人物であるといえます。(p.117)
エレキ/GSやフォークが台頭する昭和40年代、あるいは1960年代を境に、日本の大衆音楽に関する認識の枠組みが大きく変動している(p.126)
まだまだ、続きます。
これで三分の一くらい。
のんびり行こう。