昆虫亀

森功次(もりのりひで)の日記&業務報告です。

告知です。「イメージ研究の再構築」

告知です。
UTCPで精力的に活動されてる近藤さんという方と最近お知り合いになりまして、その方から情報が回ってきました。
(実はこれはこれで、また世間狭いなーってかんじでいろんな方とリンクするわけです。ねぇYさん。)
テーマ興味ないけど「フラ語聞きたい」とかいう人も、行ってみればいいんじゃないかと。無料ですし。

【UTCP・イメージ研究の再構築】レクチャー/セミナー/シンポジウムのご案内(11月9・12・15・18・20日

東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP) 中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」では来る11月、セゴレーヌ・ル・メン(西パリ大学ナンテール/ラ・デファンス校教授)とアンリ・ゼルネール(ハーヴァード大学教授)の両氏をお迎えし、計5つのイベントを開催します。皆さま多数でのご来場をお待ちしています。

Segolene Le Men 高等師範学校、パリ第4・第7大学に学び、フランス国立図書館版画室、オルセー美術館研究員などを経て1997年より現職。19世紀フランスの版画、挿絵、ポスターなど複製生産されるイメージを研究基盤とし、特にドーミエ研究で知られるが、近年は、クールベ、ミレーなどのレアリスム絵画の研究も展開している。主著に Seurat et Cheret (1994)〔邦訳近刊〕 Courbet (2007), Daumier et la caricature (2008) など。

Henri Zerner 1939年生。仏ルネサンスを専門としつつ、19世紀美術や美術史方法論の分野でも重要な業績がある。主著:『フォンテーヌブロー派』(1969)、『ロマン主義とレアリスム』(C・ローゼンと共著、1984年)、『フランスにおけるルネサンス美術』(1996)、『美術史を書く』(1997) など(いずれも未邦訳)。

「イメージ研究の再構築」HP⇒http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/programs/mid-reconstruction/
登録・お問い合わせ:image.studies@utcp.c.u-tokyo.ac.jp


1) セミナー「アントワーヌ・ブールデル――彫刻家にして挿絵画家」
セゴレーヌ・ル・メン
2009年11月9日(月)|16:30-18:00
東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーション・ルーム4
司会:寺田寅彦東京大学
ディスカッサント:吉田紀子(中央大学
使用言語:フランス語 (通訳なし/登録者にテキストを事前配布)|参加無料|要事前登録
詳細⇒http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/11/utcp_seminar_antoine_bourdelle/

2) レクチャー「19世紀における画家の石版画――『古きフランスへのピトレスクでロマンティックな旅』とノルマンディー」
セゴレーヌ・ル・メン
2009年11月12日(木)|18:00-20:00
東京大学駒場キャンパス学際交流ホール
使用言語:フランス語 (同時通訳つき) |参加無料|事前登録不要
詳細⇒http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/11/utcp_lecture_segolene_le_men_l/

3) シンポジウム「絵画の生成論」
アンリ・ゼルネール|セゴレーヌ・ル・メン|佐藤康宏|三浦篤|近藤学
2009年11月15日(日)|13:00-18:00
東京大学駒場キャンパス数理科学研究科棟地階大講義室
使用言語:フランス語/日本語 (同時通訳つき) |参加無料|事前登録不要
詳細⇒http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/11/utcp_symposium_genetique_de_la/

4) レクチャー「ジャン・フーケはいかにして「フランスの画家」となったか」
アンリ・ゼルネール
2009年11月18日(水)|18:00-20:00
東京大学駒場キャンパス18号館ホール
使用言語:フランス語 (同時通訳つき) |参加無料|事前登録不要
詳細⇒http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/11/utcp_lecture_comment_jean_fouq/

5) セミナー「複製は本当にアウラを殺したか? ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」再読」
アンリ・ゼルネール
2009年11月20日 (金) | 16:30-18:00
東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーション・ルーム4
使用言語:英語(フランス語可・通訳なし)|参加無料|要事前登録
詳細⇒http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/11/utcp_seminar_rereading_walter/index.php

久々の更新が告知かよって感じですが、まぁ最近はそれなりにバタバタしておりまして、以前のように適当に考えたこと書き散らすまで余裕がありません。身も心も。
ベルクソンシンポで翻訳やったり(これはもう終わりました。宣伝忘れとった・・・)、今月末締め切りの紀要論文書いたりしてます。
上手くいけば(あくまで上手くいけば)、Waltonで一本書くぜ!
テーマは「虚構作品に関する情動の位置づけ」みたいなかんじ。
興味ある人は、ドラフト渡しますんで、意見ください。



若手らしく、「投げられたボールは全部打ちに行くぜ、ばっちこーい」の姿勢をとっていたら、結構大変になってきましたー。
むりむりむりむり!って状態です。サンシャイン牧場とかやってる暇ないよ!(今レベル4)


といっても、俺なんかよりもっと忙しい人はたくさんいるんだよなー。
みんなスゲぇよ。尊敬するよ。ほんと。
あんま考えるとメンタルに来るのでマイペースでやりたいんですが、マイペースじゃ瞬殺される業界でした。合掌。
「のんびり研究♪」とか考えてた昔の自分死ね。



12月頭は大阪で発表の予定がひとつあります。こっちはサルトル
また詳細な情報が出次第また書きますが、これはこれで大変な仕事を引き受けてしまって、既に緊張しております。




では。城島が帰ってきてくれることを願いつつ。