2009-02-25から1日間の記事一覧
飽きの現象学 1.5 時間的観点から――飽きへの落ち込みを捉えることは出来ない ●我々は飽きを様々な時間軸で考えることが出来る。「あの人の話にはもう飽きた」とは、毎日延々と聞かされて飽きている「状態」を指すときもあれば、長時間聞き続けたことによって…
1.4意志の欠如――意志的に飽きることは出来ない ●飽きるのは意志的な振る舞いではない。我々は飽きようと思って飽きるのではない。 ●意志の欠如に関しては、美的体験にも言える。作品体験の没頭は意志的に行われるものではない。美的体験において、飽きるとは…
飽きの現象学 1.3 飽きと対象――飽きは志向的行為の終わり 追記 ●自己についての非措定的意識――自己(についての)意識consciense (de) soi*1――を考慮せねばならない。意識の志向がある外的なものに向かっていても、我々はそれと同時に非措定的なかたちで自己…
投稿論文の査読結果がげんなりする形で返ってきて、ちょっとやる気を失ってました。 「水に気持ちは伝わらないよ!理由A,理由B・・・」って書いたら、「いや、気持ちを感じるのは水の性質ではあるまいか」って返されたかんじ。 萎える。 追い討ちをかけるよ…